《インスピレーション》 向井 節子
『 手 放 す 』
試しに今、手のひらをぐっと力を入れて握ってごらんなさい。
力がめいっぱい入ったら、今度は開いてみます。
ふっと楽になるでしょう。これが手放すという事です。
自分の手に必死に握りしめているものをぱっと放した時に
人間は楽になることができる。
そして、手を開けばなにか新しいものをつかめるように
執着を手放した時に初めて、新しいものをいっぱい自分の中に
入れることが出来るようになるのです。
自分がもっている過去のしがらみ、執着、
それを手放してごらんなさい、ふうっと深呼吸しながら。
大下 大圓 「他人の力を借りていいんだよ」より
“人生山あり谷あり―こころのケア” 講師 千光寺 大下大圓住職
長年にわたり京都大学にて、瞑想の臨床応用を研究され
4つの瞑想メソッドを開発されました。
①ゆるめる・・・大らかに生きる。取り越し苦労しない。
②みつめる・・・素直に人生を振り返り、OKを出す。
③たかめる・・・身近な目線を持って活き生きと。
④ゆだねる・・・執着を手放し、悠々と最期まで。
この瞑想力を応用した生き方を実践する事により、自分らしく幸せに生きられるとの事です。
毎日の生活習慣に取り入れ、自分らしく生きる意味を見つけたいと思いました。
現在は千光寺の住職を務める傍ら、大学の教授をはじめ、カウンセリングや瞑想ワークのインストラクターとして、
講演や研修で全国を飛び回っておられます。
今後もお元気で、益々のご活躍を期待しております。 プログラムリーダー 森下 道代
「第34期 役員就任式」
テーマ “邂 逅” インストリングオフィサー 阪下恵子
邂逅とは…出会うべきして出会った仲間
素敵なテーマの意味を知り、粛々と就任式が執り行われました。
退任会長・役員へ謝辞・花束贈呈のあと、河渡会長よりご挨拶が
ありました。
のち、新役員の就任宣言・記念品贈呈~ギャベルが河渡会長より
古橋新会長ヘ手渡されご挨拶がありました。
続いて皆出席者表彰が行われましたが表彰会員15名✨
代表して松井多美子会員が記念品を受理されました。
例会冒頭の会長挨拶にて、故 垣内静子 会員の黙祷がありました。
今年の新年例会で、楽しそうに歓談される様子が想い浮かびます。
心よりご冥福をお祈り致します。
長瀬理々子会員による 垣内静子会員への悼みの句が詠まれました。
(右写真→お花の短冊) 「 黄泉へ発つ 綺羅星送る 半夏生 」
主にウェブサイトの管理と内容の更新を行い、ホームページの更新は、柳瀬委員が中心となって担当致しました。
例会の内容を分かり易く、また季節に合った挿絵や写真など工夫を凝らした内容であったと思います。
また、2年ぶりに開催されました年次大会のスピーチコンテストで見事優勝されました向井節子さんが、ホームページに花
を咲かせて下さいました。
今期は、大変思い出深い内容になったと思っております。
会員皆様のご協力のお陰で、1年間無事に活動出来ました事を心からお礼申し上げます。
ウェブサイト委員長 洞口美和子