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4月例会 「言葉でつなぐ即興スピーチ」

インスピレーション  虎井美侑季

 「さくら」

 

ことしも生きて桜を見ます

 

ひとは生涯に何回ぐらいさくらをみるのかしら

ものごころつくのが十歳ぐらいならどんなに多くても

七十回ぐらい三十回 四十回のひともざら

なんという少なさだろう

 

もっともっと多く見るような気がするのは

祖先の視覚もまぎれこみ

重なりあい霞だつせいでしょう

 

あでやかとも怪しとも不気味とも

捉えかねる花のいろ さくらふぶきの下を

ふららと歩けば 一瞬名僧のごとくにわかるのです 

 

死こそ常態 生はいとしき蜃気楼と

 

  茨木のりこ

 

4月例会プログラム

「言葉でつなぐ即興スピーチ」

 

 カードに書かれた言葉を使って、5人で話をつないで一つのストーリーを即興で創作するもので、発想の展開力、思考の瞬発力、コミュニケーション力の勉強になるゲーム感覚のプログラムです。

 

 手順としては、語りだしの文章・接続詞・形容詞・名詞・動詞の5種類のカードを用意し、そこに書かれている文言を入れて話しを作って次の人につなぐのです。

 笑いあり、立ち往生あり、とっさの逃げで予期せぬ結末となりそれぞれの持ち味が活かされて面白い展開になりました。

 

 前もって考えていた時間配分が上手くいかず早く終わったことが反省点です。

 再度挑戦したいと思うプログラムでした。

プログラムリーダー 森下 道代

トピックリーダー  洞口美和子

 

 

 

 

 「言葉でつなぐ即興スピーチ」は始め言葉が非日常の出来事で次の言葉は凄く創造力が求められスピーカーの方々は大変だな~と思いながら聞かせていただきました。

 ユーモアある展開に会場が笑いに包まれ久しぶりに肩の力が抜けて楽しい例会になりました。

 

 プログラムリーダー森下道代さん、トピックリダー洞口美和子さん、初めてのプログラムお疲れ様でした。

ホームページ委員 津田 光子